花粉症の治療に使用される、ケミカルメディエーター受容体拮抗薬には、抗ヒスタミン薬の他に「抗ロイコトリエン薬」「抗プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2薬」があります。
抗ロイコトリエン薬は、気管支喘息に使われる薬で、花粉症に対しては「プランルカスト水和物」という内服薬があります。
主に、鼻づまりの改善に使われ、鼻の粘膜のむくみや腫れを抑える作用のある薬です。
効果は飲み始めてから1週間くらいで現れます。
副作用は腹痛、吐き気、下痢などが起こることがあります。
抗プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2薬も鼻づまりの改善のために用いられている薬です。
「ラマトロバン」という内服薬があり、鼻粘膜などのトロンボキサンの受容体を遮断して鼻づまりを改善します。
効果の現れ方は緩やかで、ピークに達するまで4週間くらいかかります。
また、副作用で血液が固まりにくくなるという状態になるので、ワルファリンカリウムやアスピリンを飲んでいる人には適していません。
肝障害が起こる可能性もあるので、定期的な肝機能検査も必要です。