花粉症の症状を起こりにくくする減感作療法で、「舌下減感作療法」の試験が進められています。
舌下減感作療法は、注射の必要はないので、自宅で行う事ができます。
通院回数も少なくて済み、重い副作用(喘息発作やひどい場合にはアナフィラキシーという過激な反応が起こり、命に関わることもある)が起こる可能性も低下することが日本ではないのですがヨーロッパで報告されています。
舌下減感作療法のやり方のひとつは、小さく切ったパンに花粉症の原因となる花粉エキスを数滴たらし、そのパンを下の裏に入れ、2分ほど、その状態を保ちます。
このような方法で、舌の裏の粘膜から花粉エキスを体内に吸収させるのです。
通院を頻繁にする必要もないし、注射を何度も受ける必要もないので、花粉症の患者さんにとっては負担の少ない治療法です。
しかし、日本の花粉症の大半を占めるスギ花粉症での効果がわかっていないため、まだ安全性や適切な治療法などの検討が、現在進められている段階です。
舌下減感作療法は、花粉症の患者さんの負担が大幅に軽減することから、近い将来の実用化に向けて大きな期待が寄せられている治療法です。